一越会だより ドリーム版

平成14年7月


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1年間のまとめ

 平成14年1月(5号)発行から約半年過ぎてしまいましたが、この間にイチゴの収穫が終了して、ようやくドリーム開所から1周年になった感じがします。
 そこで今回は、各作業について1年間の実績をまとめてみました。 中原(施設長)

【紙工部の作業】

 紙工部ではこの1年間、約1週間を1サイクルとして取り組んだことで、その日にする作業が明確になり、作業自体になれてきたこともてつだって、スピーディーに確実に作業がこなせました。それに加え、最近は一筆箋やプリンター用和紙等の受注をたくさんいただくこと(約5ヶ月間の受注)ができ、「製品を作らなくては」という紙工部全体の意識も高まりました。
 和紙が出来あがるまでには1週間の中でもたくさんの工程をこなさなければなりません。工程の中には非常に細かく、集中力を何時間も持続しなければいけない作業もあります。しかし、「より良い製品を作るために」作業室の空気は張り詰め、みんな驚くほどの集中力を発揮します。
 紙工部は、他部門と違い大量生産や高額の売上にはつながりませんが、仕事に対する姿勢や意識作りは、ドリームの中で一番積極的に取り組んだと思います。 齋藤・町田

午前 <圧搾>
乾燥
かずさらし
かず切り
かず打ち
(叩き)
楮畑の
手入れ
紙すき
午後 かず引き
<かず煮>
ちりとり <ビーター>
製品作り
<カッコ>は職員が行なう作業です
 売上 ⇒ 一筆箋244セット他 4万円

【弁当販売の作業】

 一流の料理人でも、おいしい料理が作れるようになるには10年、20年かかります。私達はようやく1年経ったところです。はじめのころは包丁も上手く使えず、野菜を切っても不ぞろいで、とてもおいしい料理を作れるような状態ではありませんでした。 しかし、1年間作り続けて、何とか、おいしいと言ってもらえるお弁当を作ることが出来るようになりました。千切りが上手な人、乱切りが上手な人、お米を炊くのが上手な人、ひとり一人が得意な技を持ちより、一つのお弁当を作っています。
 いろいろな拡販作戦を行なった事とバランスのとれた家庭料理のコンセプトが少しづつ認められ、現在、お弁当は月に250食を超え、目標の400食の半分まで達成することが出来ました。
 私達ひとり一人は修業した料理人には勝てませんが、全員で作ったお弁当は一人の料理人が作ったお弁当に匹敵するよう頑張っていきたいと思います。  高橋・川嶋

 目標 = お年寄りに喜ばれるお弁当を毎日20食販売する
 13年度の年間販売実績 77万円 1191食(3月には1日平均10食になる)
ドリームランチのコンセプト ■手作り(家庭料理)の宅配弁当
■お年寄りや毎日のお料理が大変な方向け
■ご都合に合わせて、週に1回から定期的に配達する
■おかずと汁=500 + ご飯(おかゆ)=50  刻み食も用意
 ◎原価予定 300円 (実績313円) 水道光熱費・消耗品抜き
拡販 @お試しサービスの実施 Aポスティング B床屋にチラシを置いてもらう
C前橋社協にPR Dバザー時にチラシを配る
14年度のテーマ 13年度に引き続き拡販作戦
調理ボランティアを募集 ⇒ 調理の技術力UP
イベント用弁当の研究 ⇒ バザーの時に販売
前橋市の給食サービス参入を検討

【イチゴと野菜の作業】

 農業部の昨年一年間を振り返ると、指導員は「農業を覚えること」に全力で取り組むことを、利用者は農業をする体力・忍耐力と働く姿勢を身に着けることを目標として取り組みました。また良い農産物を作り、いっぱい儲けようと思いながら一年間無我夢中で農作業を行ないました。夏の暑さで全員ダウンの時もありました。いっぱい作って出荷した小松菜が安値で千円にもならず、悔しい思いをした事もみんな覚えていると思います。また午前中に荷造りしたイチゴを施設長と一緒に配達に行き、1万円札が何枚も飛び交うのを見てびっくりした人もいました。
 最近では「明日の作業は何ですか 小松菜はいつ播くのですか」など積極的な声が聞こえてきます。作業に関心が出てきました。今年もみんなのチームワークでがんばるぞ。 石黒・高田・下境

野菜作り じゃがいも 大根 にんじん とうもろこし
さつまいも ミニトマト 長ねぎ いんげん
小松菜(9回) はくさい なす 玉ねぎ えだまめ
ほうれん草 プロッコリー ピーマン きゅうり キャベツ
野菜売上=48万円
イチゴ 種類   とちおとめ 苗7000本
作付け面積  9.9アール(ビニールハウス)
収穫期間  1月8日〜6月15日
収穫量  3,904Kg
注文による直売 5,627パック 198万円(@352円)
直売場に出荷 1,298パック  36万円(@278円)
市場出荷 2,860パック  45万円
その他(苺狩り含む) 1,324パック  36万円(苺狩り⇒203人来場)
総売上 11,109パック  315万円
 ■■■ イチゴの主な作業分担 ■■■
育苗 雑草取り⇒全員 (ランナー管理と潅水=職員)
定植 利用者のうち1人は定植作業が出来ました(技術が必要)
マルチ張り 4人で1チームの共同作業を全員で行った
育成中の管理 換気・潅水⇒職員   温度・照明⇒自動
収穫 ⇒職員 収穫は農作業のメインイベントで、心情的には利用者の作業にしたかったが、収穫の時間帯・取扱技術の問題があり、しっかりとした商品を作る為に職員の作業となりました。今後の検討が必要と思われます。
出荷調整作業 箱おりから箱入れまでは利用者1人づつの流れ作業
利用者作業 ⇒ 箱おり→パック詰め→フィルム張り→箱入れ(パック詰めは職員との共同作業)
荷造り・配達 ⇒ 職員
防除 利用者2人+職員2人の共同作業
葉欠き・ランナー取り 全員 (腰が痛くなる一番大変な作業です)